書・刻字・工筆画、ときどき篆刻

書道、刻字、工筆画を趣味とするおじさんの日記

バリ島 絵画修行の旅 VOL3

今回の旅行での食事や移動手段などその他諸々記載しておきます。

⬜︎バリ島での食事

観光地以外では食事はワルンという食堂でとることになります。本当の田舎では自宅の台所で作ったものをそのまま売っているようなところもあります。ご飯に何種類かのおかずを盛り合わせたナシチャンプルが代表メニューです。これをバナナの葉で包んでテイクアウトできるナシブンクスというのもあります。

ナシブンクスとマンゴスチン

ナシはご飯、ミーは麺、ゴレンは炒める。なので、ナシゴレンはチャーハン、ミーゴレンは焼きそばになり、これらは定番メニューなので、どこのワルンでも食べられます。ワルンと一口に言っても、街中にはレストランと言えるような店もあり、値段も上がっていきます。同じナシゴレンでも、田舎の元祖ワルンでは50円、街中のレストランワルンは700円になったりします。

ローカルワルンのミーゴレン50円と店写真、目の前のライスフィールド
街中ワルンのミーゴレン500円

味は日本人にとっては概して辛い🌶️です。あまり、調整は効かないので、辛そうなところを避けて食べるか、現地仕様の胃腸になるか! 僕は調子に乗って現地人の大好物だというラワール(豚の様々な部位を細かく刻んで唐辛子や玉ねぎなどど混ぜたプレート飯)を食べ、その強い味と辛さで、お腹を壊しました! そう簡単に現地仕様の胃腸にはならないものです。

強烈な味覚のラワール 次々やって来る蝿とのせめぎ合いも

辛くない料理もあるので、折り合いをつけながらということになります。ウブドには世界中から旅行者が訪れるため、インドネシア料理のみならず、和・洋・中、インド、ケバブetc.なんでもある感じです。日本人オーナーのイタリアンWarung Citta Ovest Pizza & Pastaは、値段も手頃で美味しい店だと思いました。食べ物の選択肢はとても多いので、困ることはなかったです。
Warung Biah Biah、Cafe Wayan and Bakeryは満足できる料理を提供していました。

マス村の街中ワルンWarungMina チャプチャイ/ナシゴレン/サテアヤム(ピーナッツソースかけの焼鳥)
バトゥアン村 JERO KAJANAN 海老の熱々サンバルソース/ナシゴレン&イカの熱々サンバルソース
Warung Citta Ovest Pizza & Pasta 日本と変わらないクオリティ
Warung Biah Biah ナシチャンプルアヤム&サテアヤム
Cafe Wayan and Bakery のガドガド(温野菜)とテンペや厚揚げのアソート 胃腸が弱った時には一番
デワタ・ラウンジ(ロイヤル・ピタ・マハ内) 有名な映えスポットに映えないおじさんが…

⬜︎移動手段

長期滞在する場合はバイクレンタルだと思いますが、今回はGrabをよく使いました。アジアの国々ではこのGrabがスタンダードです。サイトは日本語表示でわかりやすく、Uber同様の配車中心にFood Deliveryも利用できます。他にもインドネシア版のGojekもあります。バイクタクシーは本当にリーズナブルで、20km以内の移動であれば300円以内でしたし、自動車でも7〜900円程です。アプリで行き先と乗車場所を指定するとほんの数分でやってきますし、クレカで事前決済なので、予め料金が分り、面倒な料金交渉もなしです。ただ、街中の渋滞は空気が悪くてサングラス&マスクなしでは厳しいです。

Grabのトップメニュー(左)と利用履歴(右) 毎日利用してた

⬜︎ネット環境

現代の旅行はネット環境がないと始まらないですね。今回はGlobalwifi Visionの「ワールドeSIM」1GB/日を10日間3374円で契約しました。日本企業で設定説明もわかりやすく、物理SIMがなく出発前の事前設定ができるため良いと思いました。滞在日数や利用度合いに応じた様々な料金プランがあります。現地での通信速度は十分で、今回移動した範囲では繋がりにくいこともなかったです。実際の通信は現地のTelkomselやXL Axiataなど通信大手と繋がっています。
全てがネットに繋がったスマホ頼みで、後からよく考えると怖いものがあります。入出国手続きもスマホの中のQRコード、移動手段もスマホ頼み、会話はGoogle翻訳、支払いもスマホ決済となると、万一紛失や壊れた場合、本当にお手上げです。皆さんどうしてるのかなぁ、バックアップ用1台と2台持っていくんでしょうか?

⬜︎支払手段

色々検討しましたが、初めてWiseカードを使用しました。デビットカードですので、ある程度入金しておき、現地で利用の都度日本円で減額されていきます。クレジットカードとの比較でいうと、手数料が安く、為替レートも安く設定されているため、日本円換算額(10万ルピア使用時、100,000IDR/100×95%=大体950円)に近い金額が引き落としになります。また、残高がスマホアプリでリアルタイムで見られるので、その点もいいです。現地ATMで現地通貨引き出し、複数通貨対応、海外送金などの機能もありますので、興味がありましたら調べてみてください。今後は海外旅行のマストアイテムだと思います。僕の場合は、Wiseカードが利用できる場合は優先的に使用し、ローカルワルンなどは現金払いとしました。現金の使用が最小限となるので、小額紙幣やコインで財布が一杯になることは避けられました。

⬜︎入出国手続き

各国でIT化が進んでいるようですが、インドネシアはALL INDONESIAという入国、税関、検疫が一体化したシステムの利用が求められています。また、VISAは事前申請できるeVOAが利用できます。これらを入国前に済ませておくと、パスポートのスキャンとスマホQRコードで各ゲートを全く待つことなく通過できました。えっ、これでいいの? と思っている間に外に出てしまいました。一番時間がかかるのが、預け荷物の受け取りですね、これだけは従来のまま。帰国時もVisit Web Japanというシステムで、入国審査、税関申告を予め入力しておくことで、スマホをピッとするだけでゲートが通過できます。

⬜︎最後に

今回の旅行期間(2025年11月21日〜30日)は偶然にガルンガン、クニンガンと重なったことはラッキーでした。日本のお盆のように迎え盆、送り盆のような儀式があります。この期間各家々では先祖の霊が迷わず家に戻ってこられるよう、ペンジョールという背の高い飾りが家先に掲げられ、この景色がいかにもバリ島らしい雰囲気を生み出します。

ペンジョールのある街並み

バリの絵画を現地で学ぶことを目的とした旅でしたが、この絵画プログラムを提供しているTri Pusaka Sakti Art Foundationの代表 Putuさんには滞在中、空港送迎や南国らしい朝ごはんを毎朝作ってもらうなど色々サポートいただきました。また、日本の代理店?のアジアンファクトリー社 大眉鉄平さんには渡航前に色々相談やアドバイスいただきました。お二人には本当に感謝申し上げます。

空港に迎えに来てくれたPutuさん 絵の完成も嬉んでくれました 現役のバリダンサーでもあります
Putuさん 毎朝、甘ーい朝食を作ってくれました。ライスプディング、バナナのフリッターetc.

次回バリ島を訪れるとしたら、何か自分なりのテーマ(渡航目的)が明確になった時だと思います。バリ島に思いを馳せながら次のテーマを見つけたいと思います。

クタのサンセット

  タイムラプス動画をどうぞ!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
全3回 (完)

バリ島 絵画修行の旅 VOL2

今回の旅行では絵画以外に芸能鑑賞とバリ島の自然を全身で感じる事も目的としていました。滞在したバトゥアン村やウブド村はバリ芸能の拠点でもあります。バリ芸能はとても奥が深く、今回僕が触れたのはほんの一部です。同様に短期滞在でしたので、訪れた場所は極々一部。それでもバリ島の魅力は十分過ぎるほど伝わると思います。

バリ島の芸能

上半身裸のおじさんたちが車座になって演じるケチャや獅子舞に似たバロンと魔女ランダの劇がよく知られてます。これらには、ガムランと呼ばれる鉄琴楽器などで編成された演奏隊と男女の踊り手が登場するのが定番です。他の演劇同様、ラーマーヤナ、マハーバラタなどの叙事詩に基づく劇が行われます。

口琴

ステイしていたTri pusaka sakti Art Foundation社中のゲンゴン(Genggong)という口琴楽器公演に招待いただきました。場所は渓谷沿いのホテルの野外劇場です。ガムランなどの鉄琴の代わりに口琴隊4名が縦笛スリンや太鼓、ドラと共に演奏します。このスタイルはバトゥアン村独自のものだそうです。演者達は他に仕事を持ち、村のお祭りや観光客向けにオファーがあった時に演奏に出向くんです。村人達は昔から共同農作業や頻繁にある村の祭りの運営で関係が密なんですね。

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ケチャ

今ではサンプリングされて日本でもよく聞くようになったケチャですが、その歴史は意外に新しく1930年代にドイツ人画家、ヴァルター・シュピースの提案を受け観賞用の舞踊が生み出され、観光客向け芸能として発展したそうです。37年前僕が初めてウブドで観たケチャには心から感動した事を思い出します。分割・分担されたリズムパートが絡み合い、やがて16ビートのうねりを生み出す。これに物語に基づき、女性ダンサーや王、悪の一味などが劇を繰り広げる展開になります。今回はウブドのTRENA JENGGALAというお寺でのショーを観ました。ケチャマンが20名ほどの小編成でしたが、他に女性ダンサー4名、王や悪役5名、おばちゃんず7名など出演者は総勢40名ほどになります。これに対して観客はわずか21名、チケットは10万ルピア(950円)なので、総収入2万円ほど。いくら物価が安いバリ島とはいえ、一人当たり500円じゃ演者に申し訳ない持ちになってしまいました。

ケチャチケット&寺入り口

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レゴン

ウブド王宮では毎晩何かしらの出し物が演じられています。11/24レゴン・クラトンを鑑賞しました。バリの王国時代に宮廷舞踊として生まれたレゴンダンスは見た目も印象も一番華やか! 今回鑑賞したのは観光客向けアレンジのものですが、レゴンダンサーには特別な華があります。

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ウブドの繁華街とすぐ近くにある自然

クタの夕陽は本当に感動ものですが、僕は島の内陸のジャンルにより魅力を感じます。随所に深い渓谷が刻まれ、高低差が生まれることで独特の景観となっています。ウブドの繁華街プリルキサン美術館の脇道から僅か30m進むと、底が見えないほどの渓谷が現れます。Sweet Orende Walk Trailに繋がる道ですが、このギャップが凄いです。
ウブドの王宮前の道路はいつもこんな感じです。

田舎育ちの僕にとって、ライスフィールドの夕陽や朝日はとても郷愁を誘います。いつまでも見ていられる。カエルや虫の声も楽しんでください。
ウブドライスフィールドサンセット
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ウブドライスフィールドサンライズ 冒頭33秒は日の出をタイムラプス撮影しています。一面が清らかな空気で満たされています。
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日の出後のライスフィールド
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ライステラス

テガラランのライステラス。深い渓谷沿いに段々の田んぼが幾重にも連なっています。雨でしっとりした田んぼはとても風情があります。実った稲と植えて間もない稲が混在しています。2期作、3期作なんですね!


プングリプラン村

この村の人々は、バリ島の先住民族であるバリ・アガ族(Bali Aga)の少数民族に属していて、村独自の古代の宗教的慣習に従って生活をしています。「世界で最も美しい村」に選出され、伝統的街並み保存地区にして、バリ島のかつての村のイメージを今に伝える貴重な観光資源です。雨に煙るしっとりとした街並みは風情があります。

村の入り口の案内
整然とした街並み 人々が実際に生活している場でもあります
ガルンガンの期間各家先に建てられるペンジョール 各家で手作りされます
軒先の飾り
村のお寺 雨に煙って風情満点
世界で最も美しい村 国連世界観光機関UNWTO)選出


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
To Be Continued!

第20回千歳会刻字展 終了

12月9日(火)〜12月14日(日) 東京銀座鳩居堂画廊3階・4階で開催された第20回千歳会展が終了しました。出品数 76点連日多くのお客様で賑わいました。

千歳会刻字展の取材記事、外国人向け案内文
連日多くのお客様にご来場いただきました。


今回僕は「風神雷神」を作品にしました。向き合った風神雷神が勢いよく暴れている様子を表現したかったのですが、少しおとなし過ぎたかもしれません。
風神は陰刻、雷神は陽刻とし、雷神の背景は銀箔を貼り、意図的に硫化させる技法で古さを出しました。雷神の背景の赤と風神の背景の黒を対比させるためです。

会長の薄田東仙先生の作品はいつもながらのシャープさと誰にも真似できない手技で高い芸術品となっています。

薄田先生と同じレベルの作品を作れる人は いない…

会の皆さんの作品はいずれも素晴らしく、勉強になることばかりです。皆さん年々工夫を凝らし、工芸作品のようなものや刻字の枠を飛び出したような作品も出て来ました。いずれも刻字の「自書自刻」のルールに基づいているので、問題はないんだと思いますが。

拡大してみてください 驚きます!
これは!!! ビックリしました❣️

自分で満足のいく作品は中々できないものです。僕は全く精進が足りない身だなぁ と実感しています。修行はまだまだ当面続きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

バリ島 絵画修行の旅 VOL1

11/21〜11/30 バリ島へ絵画レッスンを受ける旅に出かけました。35年ぶり3回目のバリ島、変わってしまった部分も随分ありましたが、バリ島の田舎は僕にとって変わらずホッとできる聖地でした。今回の旅、何回かに分けてアップします。

⬜︎バリ絵画とは

伝統的なバリ絵画はバリヒンドゥー教の宗教的な背景に基づく宮廷絵画であったようです。詳しくは別の方の解説に譲りますが、古い画法のカマサンスタイル、カマサンスタイルと西洋の絵画技法(遠近法)が融合たバトゥアンスタイル、西洋画法の影響を強く受けたウブドスタイル、若手芸術家によって新たに生み出された花鳥風月をテーマとしたプンゴセカンスタイル、ポップアートのようなヤングアーティストスタイルなどがあります。

⬜︎Tri Pusaka Sakti Art Foundaiton

バリ島の伝統芸能を継承・育成するための財団で絵画プログラムを提供しており、今回はこちらに参加しました。教室はバトゥアン村(ウブドの18kmほど南)にある同財団の広大な敷地内のオープンエアな建物、宿泊も敷地内のゲストハウスです。
Dewa Putu先生に指導いただく事になりました。先生は32歳、バリの美術大学で全てのスタイルのバリ絵画を学んだプロの画家で、気さくで明るい好青年です。贅沢なことにレッスンはマンツーマンで(というか、受講者は僕一人のみ)、トータル36時間指導していただきました。お互い英語が心許ないため、Google翻訳での会話でしたが、結構意思疎通できるものです。JーPOPが好きとのことでYOASOBIやPerfumeを流し、お菓子を食べながら、色々なおしゃべりをしつつ、南国の穏やかなゆったりとした空気が流れる中、楽しい時間を過ごす事ができました。

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⬜︎絵画レッスン1

まず、3日間バトゥアンスタイルに取り組みました。絵のテーマは「チュルルック(Celuluk)が生贄の少女を嬉しそうに連れ去るの図」。チュルルックはランダ(魔女)の手下で悪の一味。バリには日本同様 様々な神々、悪霊・妖怪の類いがたくさん居て、図鑑が作れそうな多彩なラインナップです。
墨のみで描く細密画で、背景に隙間なくびっしりアイテムを描きこみ、その一つ一つに陰影を何度もつけていく作業を繰り返すため、やたらと時間がかかります。Dewa Putu先生が描く10号サイズの絵は1ヶ月かかったとの事。今回は先生に下絵を描いて頂き、それを転写するところから開始しました。普通はキャンバスに直接下絵を書くそうですが、今回は持参した紙に下絵を書いてもらいました。今回学んだ画法は、今後描きたいと思っている墨画の仏像画などに活かせそうです。
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左から1日目、2日目、3日目で完成

⬜︎絵画レッスン2

4日目からは南国の花鳥風月画のプンゴセカンスタイルに取り掛かりました。素材はキャンバスで、下絵のアイテムは、バリ島をモチーフに色々盛り込んでもらいました。Jalak Bali というバリ島固有の鳥であるカンムリシロムク、木に実るマンゴスチンプルメリアの花、遠景に椰子の木、棚田、民家とペンジョールの飾り、僕がバリ島をイメージする絵となりました。プンゴセカンスタイル 聞いてはいましたが、耳かきみたいな手製の竹の筆で描くんです。正確には線描き後のグラデーションの部分です。そして手がパレット。2日目に着色を開始しました。竹筆でパート毎に擦り付けながら陰影を付けていきます。同じパートでも3段階程度の濃淡をつけるので、すごーく時間がかかります。動画にはBGMを入れていませんので、環境音などバリの田舎を感じてください。

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左から、1日目、2日目、3日目完成

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夕方スコールがやって来た

⬜︎Dewa Putu 先生の絵

1枚購入させていただくことにしました。近くに住む先生のご自宅に伺い、アトリエや制作中の絵を見せてもらいました。芸術一家で、お父さんは木彫りアーティスト兼竹笛(スリン)の名手、弟もバリ絵画アーティストです。5号サイズのBatuanスタイルの絵ですが、手間がどれだけかかっているか知っているので、言い値で承諾しました。絵の内容はサンブ神が空飛ぶ乗り物ウィルマナに乗っているところ。

購入したDewa Putu先生の絵

⬜︎ウブドの美術館

ウブドには大きな美術館が4つ(たぶん)あります。プリ・ルキサン、ネカ、アルマ、アントニオ・ブランコがそうですが、創業者が王家出身だったり、画商や美術品コレクターだったりで、公営ではなく個人のコレクションが元になっているようです。古典絵画から現代の絵画まで幅広く収集・管理され、海外流出を防ぎ、保護されつつ貴重な絵画が公開されています。各美術館については、公式HPや他の方が詳しく紹介されていますので、ここでは記載しません。共通するのは、交通渋滞が酷いRaya Udud通りなどに面していながら、敷地が広大で豊かな自然の中に展示館やレストラン、カフェが併設されていて、街の喧騒がもう嫌!というときに逃げ込めるオアシスみたいな所になっています。なので、団体客がバスでやってきて短時間で切り上げていくのは極めてもったいない使い方だなと思いました。入場料も日本のように高くはなく1000円〜1500円程です。今回は3つの美術館を訪れました。

アルマ美術館
敷地内にリゾートホテルがあり、広大な敷地にクオリティの高い施設が点在しており、雰囲気抜群です。デートや家族で1日のんびり過ごすのにぴったりです。
 
プリ・ルキサン美術館
ウブド王宮やロータスカフェから近く、Raya Udud通りに面しているにもかかわらず、敷地内は静寂でクリーンな空気が流れています。

ネカ美術館
僕が27歳の誕生日に初めてバリ島旅行した際にも訪れています。アブドゥル・アジズ作《惹かれあう心》という有名な絵画があります。今回37年ぶりに絵の中の永遠に若い二人に再会できて感慨深いものがあります。37年という年月は僕が仕事に、子育てに、住宅ローンに、悪戦苦闘してきた日々でもあります。やっとそれらが終わろうとしている今、残された自分のための時間を大切に丁寧に使おうと思っています。

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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
To be continued !

終了 第21回 たのしみま書展

11月14日(金)〜16日(日) 多摩市関戸公民館で第21回たのしみま書展が開催されました。

昨年僕は、日本書法院を立ち上げた故川邊尚風先生の書風に魅せられ、別の書団から移籍しました。川邊先生の書風は現理事長池上光風先生に引き継がれています。たのしみま書展は池上先生始めその門下によるグループ展で60点以上の作品が展示されました。池上先生のお考え通り自由な発想の作品が多く、多彩で観て楽しい書展となりました。僕は、移籍後初めての出品でしたが、以下の半切作品と刻字作品を出品しました。

桃花流水沓然去 別有天地非人間 李白 ー山中問答よりー
邂逅 ーThanks for a fateful encounter(想いがけない巡り合いに感謝)ー

師匠の池上先生は書において実に多彩な表現をされます。川邊先生の指導を直に受けられ、かなを含め、全ての書体において達人なのは当然ですが、金泥を使用した写経、メタリック墨液を使用した行書作品、墨絵を配した詩文書などなど、独自の世界観です。以下、池上先生の作品です。

写真そっくりな墨絵を配した詩文書作品

金泥で書いた般若心経
なんとも味のある 詩文書作品

池上先生にはまだまだ、ご指導いただきたいことがたくさんあります。しばらくは、さいたま市から多摩市の教室まで、2時間かけて通うことが続きそうです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

第21回 たのしみま書展

11月14日(金)〜16日(日) 多摩市関戸公民館で第21回たのしみま書展が開催されます。今回、条幅作品と刻字作品を出品しました。
僕は日本書法院を立ち上げた故川邊尚風先生の書風に魅せられ、2年前に別の書団から移籍しました。その書風は端麗でありかつ力強くもある唯一無二のものであると感じています。日本書法院は、現理事長の池上光風先生に引き継がれ、川邊先生の書風を指導されています。楽しみま書展は、池上光風先生が主宰される啓進会のグループ展で、先生並びにその門下による書展です。
お近くでご興味がありましたら、是非ふらっと覗いていただければ幸いです。
開催日時 2025年11月14日(金)〜16日(日)
     10:00〜17:00(14日は13時開始)
場所   京王線聖蹟桜ヶ丘駅OPA7階市民ギャラリー
なお、最終日16日(日)は終日会場におります。

僕の出品作品です

終了 第1回 工筆画展 〜細密宮廷絵画〜

10月22日(水)〜26日(日)の日程で世田谷区の清川泰次記念ギャラリーにて開催されました。
石坂美穂先生とその教室の生徒12名による初のグループ展で、軸装・額装作品が17点、色紙作品が18点の出品でした。皆さん相当な力の入れようで、力作揃いでした。どうやら定期開催されそうです。1年後、同じ時期になるはずです。


石坂美穂先生の作品 
生徒の軸装、額装作品
生徒の色紙作品

以下 僕の出品作品です。条幅の月下美人は、昨年うまく仕上げられなかったためリベンジしましたが、背景の表現に失敗しリベンジならず。改めて描きます。